'98カンヌ国際映画祭審査員ブランプリ受賞
本年度アカデミー賞7部門ノミネート!

作品賞/外国語映画賞/監督賞/主演男優賞/オリジナル脚本賞/編集賞/作曲賞(ドラマ部門)
D・W・グリフィス賞(ナショナル・ボード・オブ・レビュー)特別貢献賞受賞
ダヴィッド・デ・ドナテッロ賞(イタリア・アカデミー賞)作品賞ほか8部門受賞
ヨーロッパ映画賞作品賞/主演男優賞受賞
モントリオール映画祭作品賞(観客賞)受賞
トロント映画祭作品賞(観客賞)/メトロ・メディア賞受賞
ロカルノ映画祭作品賞受賞

ライフ
―――イズ―――
ビューティフル
LA VITA È BELLA

★★★★! この映画は、映画に対する信頼を取り戻す!―ジェームズ・ヴェルニエール/THE BOSTON HERALD
★★★★! ロマンチックで、最高に笑えて、驚く程に心を揺さぶる。この映画を観る事は素晴らしい経験となるだろう。―マイケル・ウィルミントン/CHICAGO TRIBUNE
★★★★! ものずごいパワーと美の傑作。見事!―グレン・ウィップ/LOS ANGELES DAILY NEWS

『ニュー・シネマ・パラダイス』
『イル・ボスティーノ』を送り出した
イタリア映画界から、またひとつ、
心揺さぶられる愛の名作が
誕生した。

 カンヌ映画祭で審査員グランプリを受賞、世界各国ですでに44部門の賞に輝いた感動作、『ライフ・イズ・ビューティフル』。米アカデミーでは、イタリア映画でありながら、外国語映画賞の枠を超え作品賞を含む主要7部門にノミネートされた事が先頃発表になった。人生は美しい――タイトルのとおり、これは、明日をも知れない極限状況に置かれながらも、決して人生の価値を見失わず、豊かな空想力を駆使して愛する家族を守りぬいた、勇敢な男の物語である。

世界でいちばん、あったかい“嘘”
 1939年。ユダヤ系イタリア人のグイドは、トスカーナのある街にやって来た。そこで彼は小学校教師のドーラに恋をする。彼の純粋さとロマンチックな人柄は、確実に彼女の心をとらえ、困難の末ふたりはめでたく結ばれ、息子を交えた親子3人の幸福な家庭を築くのだった。だが、戦争の色が濃くなり、幸せだった家族には強制収容所行きの苛酷な運命が……。絶望と死の恐怖に支配された世界を目の前にして、グイドは家族を守るため、ある“嘘”を思い付く―。

恋して、笑って、生きて――人生はこんなにも素晴らしい。

「イタリアの宝」ロベルト・ベニーニの才能に、全世界が絶賛!
 監督・脚本・主演の3役を兼ねたロベルト・ベニーニは、現実の悲惨さを強靭な愛と想像力で克服し、「美しい人生」を自らの手で築きあげていく男の姿を通じて、明日に受け継がれていく“生命”の素晴らしさを切々と訴えかけてくる。彼の卓越した監督ぶりは世界の注目と喝采を浴び、役者としても滑稽さと悲哀さが同居する役柄を軽妙に演じた彼は、「90年代のチャップリン」と絶賛されている。
 また、グイドの妻ドーラに扮し、艶やかな魅力を光らせるのは、ベニーニの監督作には全て出演し、実生活でもベニーニ夫人のニコレッタ・プラスキ。子役のジョルジオ・カンタリーニの天真爛漫な愛すべき演技も素晴らしい魅力である。
 撮影監督は、フェリーニ、パゾリーニといった巨匠との仕事のほか、『死と処女』『薔薇の名前』など国際的に活躍するトニーノ・デリ・コリ。ベニーニと共同で脚本執筆にあたったのは、ベニーニの名パートナー、ヴィンチェンツォ・チェラーミ。いつまでも心に残る音楽は、『太陽は夜も輝く』『ボイス・オプ・ムーン』のニコラ・ピオヴァーニが担当。衣装とプロダクション・デザインは、『ロミオとジュリエツト』『カサノバ』で2度のアカデミー賞に輝き、『インテルビスタ』『ジンジャーとフレッド』等フェリーニ作品を手がけているダニーロ・ドナーティと、イタリアのベテラン勢が名を連ねている。

グイド:ロベルト・ベニーニ/ドーラ:ニコレッタ・ブラスキ/ジョズエ:ジョルジオ・カンタリーニ
監督:ロベルト・ベニーニ/脚本:ヴィンチェンツォ・チェラーミ、ロベルト・ベニーニ
音楽:ニコラ・ピオヴァーニ/撮影監督:トニーノ・デリ・コリ/編集:シモーナ・パッジ
プロダクション・デザイン、衣装、装置:ダニーロ・ドナーテイ
1998年度作品/イタリア映画/カラー/1時間57分/原作シナリオ:角川文庫刊
サウンドトラック:東芝EMl/共同提供:松竹、アスミック・エースエンタテインメント、角川書店
配給:松竹富士、アスミック・エースエンタテインメント