祝祭
死… お葬式… それは 悲しみに満ちたものだろうか。 いや、 それは"祝祭"だ。 死者と残された者たちとの、 "祝祭"だ。 |
![]() イム・グォンテクが贈る、 生の歓びと再生を謳った、 感動の物語―。 ■パンソリの旅芸人親子の生き方を通して“伝統”の持つ意味を改めて現代人に問いかけた『風の丘を越えて〜西便制』から3年。つねに独自の視点からアジアに共通の感情を描きつづけるイム・グォンテク監督待望の新作が遂に完成した。“お葬式”を舞台に繰り広げられる様々な悲喜劇、愛や葛藤、複雑な人間模様…。それらすべてを含めて、お葬式を人生最大のセレモニー、“祝祭”であるとするイム・グォンテクのまなざしは、家族の絆や生と死の問題をみつめる暖かさにあふれている。『祝祭』は21世紀の高齢化社会を目前にした現代人に贈る、死と再生を巡る感動のメッセージである。
「生と死が混然一体となった、 (仏/ル・モンド紙)
■96年4月の完成当初は「あまりに韓国的で土俗的な世界」を描いたことに国内でとまどいの声もあったが、公開後わずか1カ月で30万人の動員を記録、その後ハワイ映画祭をはじめとする各国映画祭でも驚嘆と暖かい共感をもって迎えられ、11月に出品上映されたフランスのナント映画祭では「生と死が混然一体となった、驚くべき作品でおる」(仏/ル・モンド紙)と絶賛された。
『眠る男』のアン・ソンギと ■主人公の人気作家には、『眠る男』(96年/小栗康平監督)の主演で日本でも新たなファンを獲得した世界的スーパースター、アン・ソンギ。『風の丘を越えて〜西便制』でのすがすがしいデビューが今も記憶に新しい女優、オ・ジョンヘが共演している。音楽は『風の丘』に引き続き、韓国ニューミュージック界の旗手、キム・スチョルが雄大な自然を背景に伝統音楽とポップスとの融合をはかりながら悲しみの中にも昂揚感の在る美しい旗律を聞かせている。 |
1996年/韓国/カラー/ヴィスタサイズ/102分
協賛:韓国観光公社 アシアナ航空
後援:駐日大韓民国大使館韓国文化院
配給:cineQuanonシネカノン